AWS Resource Explorerは、AWSアカウント内のリソースを簡単に検索・発見できるサービスです。複数のリージョンやサービスにまたがっているリソースを一括で検索できるため、AWSリソースの可視性を向上させ、効率的にリソース管理ができるように設計されています。
主な特徴
- クロスリージョン検索:複数のリージョンにわたるリソースを一度に検索でき、リソースの位置を意識することなく管理可能です。
- 多様なフィルタリングオプション:リソースタイプ、リージョン、タグなど、さまざまな条件で検索を絞り込めるため、必要なリソースをすばやく特定できます。
- 一貫性のあるリソース発見:アカウント全体のリソースが可視化されるため、未使用リソースの特定やインベントリ管理が容易です。
- AWS管理コンソールとの統合:AWS管理コンソールから直接アクセスでき、ユーザーが馴染みのあるインターフェースで利用できるため、使いやすいのが特徴です。
- セキュリティとアクセス制御:AWS IAMとの連携により、権限を持つユーザーのみがリソース情報にアクセス可能で、安全性が確保されています。
使い方の例
例えば、複数のサービスやリージョンで利用されているリソースをすばやく把握したり、タグ付けに基づいて特定のプロジェクトや環境に関連するリソースを簡単に検索することができます。また、管理していないリソースや不要になったリソースを見つけ出し、コスト管理や最適化にも役立ちます。
要するに、AWS Resource Explorerは、AWS環境内のリソースを効率的に検索・発見し、運用管理をスムーズに行うためのサービスです。