AWS Research and Engineering Studio (RES) は、科学者やエンジニア向けに技術計算ワークロードをAWS上で実行するためのウェブベースのポータルを提供するオープンソース製品です。RESを利用すると、研究やエンジニアリングプロジェクトの管理やコラボレーションが効率化され、管理の負担を軽減しながらプロジェクトの成功を支援できます。
主な特徴
- ウェブベースのユーザーインターフェイス:管理者や研究者がリソースやプロジェクトにアクセスしやすいウェブポータルを提供します。
- プロジェクトベースの設定:プロジェクト単位でアクセス権限、リソースの割り当て、予算管理を行えます。
- コラボレーションツール:プロジェクトメンバーを招待し、適切なアクセス権を設定して協働が可能です。
- 既存のID管理インフラとの統合:既存のIDやグループメンバーシップを活用して、RESポータルへのアクセス管理ができます。
- ストレージと共有データアクセス:仮想デスクトップセッションで共有データへのアクセスが可能で、ファイルシステムの接続や新規作成も対応しています。
- モニタリングとレポート:ダッシュボードでリソース使用状況を把握し、プロジェクトの進行を可視化します。
- 予算とコスト管理:AWS Budgetsと連携し、プロジェクトのコストを追跡できます。
使用例
RESは、科学的研究や製品設計、エンジニアリングシミュレーション、データ分析ワークロードを統合的に管理するためのツールです。
要するに、AWS Research and Engineering Studioは、研究およびエンジニアリングの専門家にコラボレーションと管理を効率化するウェブベースのポータルを提供するサービスです。