AWS Lambdaは、AWSが提供するサーバーレスコンピューティングサービスで、サーバーを管理することなくコードを実行できるプラットフォームです。イベント駆動型でコードを実行するため、トリガーが発生した際にLambdaが自動でリソースを管理し、スケールします。これにより、開発者はインフラ管理を気にすることなく、アプリケーションのビジネスロジックに集中できます。
主な特徴
- イベント駆動：AWSサービスやカスタムイベントをトリガーにして、自動で関数（コード）が実行されます。例えば、S3へのファイルアップロードやAPI Gatewayからのリクエストに応じて動作します。
- サーバーレス：インフラのセットアップや管理が不要で、コードの実行に必要なリソースをAWSが自動で管理します。
- スケーラビリティ：トラフィックに応じてリソースが自動的にスケールするため、アクセス量の変動に対応できます。
- 従量課金：コードの実行時間に応じて課金されるため、使った分だけコストがかかり、無駄がありません。
- 複数の言語サポート：Node.js、Python、Java、Go、Rubyなど、さまざまなプログラミング言語でコードを記述できます。
使い方の例
Lambdaは、APIバックエンドの構築、リアルタイムデータ処理、ETLパイプライン、画像や動画の処理など、幅広い用途で使用されます。例えば、S3に画像をアップロードすると自動的にサイズ変更を行い、別のS3バケットに保存する処理を実装することが可能です。
要するに、AWS Lambdaは、インフラ管理を不要にしてコードをイベント駆動で実行できるサーバーレスコンピューティングサービスです。
