CLI

CLI CLI

AWS CLI (Command Line Interface) は、AWSのサービスをコマンドラインから操作するためのツールです。AWS CLIを使用すると、AWSマネジメントコンソールを使用せずに、スクリプトやコマンドライン入力でAWSリソースを管理できます。これにより、反復タスクの自動化や、効率的なリソース操作が可能になります。


主な特徴

  1. 多くのAWSサービスをサポート
    • AWS CLIはほぼすべてのAWSサービスに対応し、EC2、S3、IAM、Lambdaなどのリソースを管理可能。
  2. クロスプラットフォーム
    • Windows、macOS、Linuxなど、主要なOSで動作します。
  3. スクリプト対応
    • バッチスクリプトやシェルスクリプトでAWS操作を自動化可能。
  4. プロファイル設定
    • 複数のAWSアカウントやリージョンをプロファイルとして切り替えて管理できます。
  5. JSON、YAML、テキスト形式での出力
    • CLIの結果をさまざまなフォーマットで出力し、必要に応じて他のツールと連携可能。

使用例

  1. S3バケットの操作
    • ファイルのアップロード、ダウンロード、バケットの作成や削除。
    • 例: aws s3 cp myfile.txt s3://mybucket/
  2. EC2インスタンスの管理
    • インスタンスの起動、停止、削除。
    • 例: aws ec2 start-instances --instance-ids i-0123456789abcdef0
  3. IAMユーザーの作成と権限付与
    • 例: aws iam create-user --user-name TestUser
  4. Lambda関数のデプロイ
    • 例: aws lambda create-function --function-name MyFunction --zip-file fileb://function.zip --handler index.handler --runtime nodejs14.x
  5. クラウドリソースのモニタリング
    • CloudWatchメトリクスを取得してシステムのパフォーマンスをチェック。
    • 例: aws cloudwatch get-metric-data --metric-name CPUUtilization

メリット

  • 効率性:GUIを使用するよりも迅速に操作可能。
  • 自動化:繰り返し操作をスクリプト化して効率化。
  • 統一された管理:複数のAWSサービスを一貫したインターフェイスで操作可能。

要するに、AWS CLIは、コマンドラインからAWSリソースを管理し、自動化や効率的な操作を可能にする強力なツールです。

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2024年11月発表

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