Application Signals

Application Signals Application Signals

Amazon CloudWatch Application Signalsは、AWS上で稼働するアプリケーションのパフォーマンスを自動的に計測し、ビジネス目標に基づいて追跡するための機能です。これにより、アプリケーションやサービス、依存関係を統合的に可視化し、運用状態のモニタリングやトラブルシューティングを効率化します。

主な特徴

  • 自動計測:Java、Python、.NETなどのアプリケーションからメトリクスやトレースを自動収集し、リクエスト量、レイテンシー、エラー率などの主要なパフォーマンス指標を提供します。
  • 統合ビュー:アプリケーションのトポロジマップを自動生成し、サービス間の依存関係や状態を視覚的に把握できます。
  • サービスレベル目標(SLO)の設定とモニタリング:ビジネス目標に基づいたSLOを設定し、その達成状況を継続的に監視できます。
  • 他サービスとの連携:CloudWatch RUM、CloudWatch Synthetics、AWS Service Catalog AppRegistryなどと統合し、クライアント側のパフォーマンスや合成モニタリング結果を一元管理できます。

使用例

例えば、EKSクラスター上で稼働するマイクロサービスアーキテクチャのアプリケーションで、Application Signalsを有効化することで、各サービスのパフォーマンス指標を自動収集し、サービス間の依存関係を可視化できます。これにより、問題発生時のトラブルシューティングが迅速化され、ビジネス目標に対するパフォーマンスの達成状況を容易に把握できます。

要するに、Amazon CloudWatch Application Signalsは、AWS上のアプリケーションパフォーマンスを自動で計測・可視化し、ビジネス目標に沿った運用管理を支援する機能です。

スポンサーリンク
2024年11月発表

AWS LambdaがCloudWatch Application Signalsに対応!サーバーレスアプリケーションのパフォーマンス監視がさらに簡単に

2024年11月、AWSはAWS LambdaがAmazon CloudWatch Application Signalsに対応したことを発表しました。この新機能により、サーバーレスアプリケーションのパフォーマンス監視が簡素化され、アプリケ...
2024年11月発表

AWS Application Signalsがバーンレートモニタリング機能を強化:アプリケーションのパフォーマンス目標を簡単に追跡

AWSは、新たにApplication Signalsでのバーンレートモニタリング機能をリリースしました。この新機能は、アプリケーションのパフォーマンス目標に対して現在の進行状況を可視化し、リアルタイムでトラブルの兆候を特定できるようにしま...
スポンサーリンク